概要
この文書では、Adobeに関連する全ての情報(無償製品含む)を削除し、Adobe製品を再インストールする手順について説明します。
お手間をお掛けする作業ではございますが、Adobe製品がインストールできない・体験版起動する等、様々なトラブルに非常に有効です。
この文書に記載の手順を順序どおり行い、問題回避可能かご確認をお願い致します。
※ご注意
以下実行しますと、端末にインストールされている旧製品及び無償製品含めて全てのAdobe製品が削除されます。
環境設定やplug-inなどバックアップが必要な場合は、予めバックアップを行った上で実行をお願い致します。
また、削除できないフォルダの対処法につきましては、ページ下部をご参考にお願い致します。
手順(Windows)
①下記URL[A]〜[D]まで上から順番に実行します。
- 以前のバージョンを含むすべての Adobe アプリケーションを削除し Creative Cloud アプリケーションを再インストールする(Windows 7)
- 以前のバージョンを含むすべての Adobe アプリケーションを削除し Creative Cloud アプリケーションを再インストールする(Windows 8.x)
- Windows10はWindows8.xの文書をご参考に実行してください。
※【Acrobat9~DCを使用されていた場合】
Acrobat Cleaner Tool では、端末内の内部情報を削除が可能です。
「C. Creative Cloud Cleaner Tool の実行」項目にて、Creative Cloud Cleaner Tool を実行後、下記URLを参考にAcrobat専用クリーナーツールを実行します。
Acrobat Reader(Adobe Reader) および Acrobat 用の Cleaner Tool について(Windows)
※「D.関連フォルダーの削除」について、可能な限りの削除作業を行っていただきますようお願い致します。
②端末を再起動します。
③アプリケーションを再インストールします。
手順(MacOS)
①下記URL[A]〜[D]まで上から順番に実行します。
※【Macintosh HD/とMacintosh HD/Users/<ユーザー名>/】
「D. 関連フォルダーの削除」にて、「Macintosh HD/」と「Macintosh HD/Users/<ユーザー名>/」のパスがございます。
- Macintosh HD/ → HD以下になります。
- Macintosh HD/Users/<ユーザー名>/ → 初期設定で非表示になっているユーザーライブラリフォルダーが含まれています。
以下URLをご参考に表示をお願い致します。
非表示のユーザーライブラリフォルダーにアクセスする方法(Mac OS X 10.7 以降)
※「D.関連フォルダーの削除」について、可能な限りの削除作業を行っていただきますようお願い致します。
②端末を再起動します。
③アプリケーションを再インストールします。
「D. 関連フォルダーの削除」にてフォルダが削除できない場合
バックグラウンドプロセスでAdobe関連のプロセスが動いている、フォルダが何らか破損している等により、指定フォルダが削除できない場合がございます。
下記「対処法1~4」をお試しいただき、削除をお願い致します。
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【対処法1.プロセスの停止】
《Windowsの場合》
①タスクマネージャー(ショートカット[Ctrl]+[Shift]+[Esc])を起動します。
【Windows7】
1.Windows下タスクバーの何もない部分で右クリック>「タスクマネージャー」を起動します。
2.タスクマネージャー左下「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。
【Windows8.x及びWindows10】
1.左下スタートの上で右クリック>「タスクマネージャー」を起動します。
2.タスクマネージャー左下が「詳細」になっている場合は、「詳細」をクリックします。
②プロセス名に下記がある場合は、一つ一つ選択し、右下「プロセスの終了」もしくは「タスクの終了」で終了します。
下記を上から順番に停止しますと、終了しやすいです。
・CreativeCloud
・CoreSync
・CClibrary
・CCXProcess
・AdobeUpdateService
・acrottay.exe(Windowsのみ)
・armsvc.exe(Windowsのみ)
・その他「プロセス名」及び「説明」にAdobeと記載のあるプロセス
③フォルダが削除できるか確認します。
《Macの場合》
①アクティビティモニタを起動します。
Mac上メニュー「移動」→「ユーティリティ」→「アクティビティモニタ」で起動します。
②プロセス名に下記がある場合は、一つ一つ選択し、左上の×ボタンからプロセスの終了します。
下記を上から順番に停止しますと、終了しやすいです。
・Creative Cloud
・CCLibrary
・CCX Process
・AAM Updates Notifier
・その他「プロセス名」にAdobeと記載のあるプロセス
③フォルダが削除できるか確認します。
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【対処法2.中のフォルダを削除】
指定のAdobeフォルダが削除できない場合は、削除できないAdobeフォルダの中にあるフォルダやファイルを1つ1つ削除し、削除可能か確認します。
Adobeフォルダの中身が空にできた場合は、空になったAdobeフォルダが削除できるか確認します。
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【対処法3.新規アカウントを作成しアカウントとフォルダを削除】(Windows)
①下記をご参考にパソコンの新規アカウントを作成します。
新規ユーザーアカウントの作成方法 (Windows XP/7/Vista/8/8.1/10/Mac OS)
②現在使用しているアカウントからログアウトし、新規アカウントでログインします。
③削除できないフォルダを右クリックし「切り取り」後、デスクトップに「貼り付け」します。
④端末をを再起動します。
⑤元のアカウントにログインします。
⑥スタートメニュー/コントロールパネル/「ユーザーアカウントの追加または削除」をクリックし、新規アカウント自体を削除します。
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【対処法4.上記対処法1~3にて削除が出来ない場合】
該当フォルダ名の末尾『.old』つけて、名前変更を行って頂きますようお願い致します。
※「AdobeGCClient」「Fonts」フォルダにつきましては、削除できなかった場合はそのままインストールしても問題ございません。